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国民の権利及び義務 第10条~第40条
第19条 思想及び良心の自由

君が代ピアノ伴奏職務命令拒否戒告処分事件

【生徒】 この事件は聞いたことがあります。音楽の先生が、君が代の伴奏を弾かなかった事件ですよね?

【弁護士】 そうです。公立小学校の音楽の先生であるXが、入学式の際に君が代の伴奏を拒否したので、国から戒告処分(厳重注意のようなもの)を受けたという事件です。そこで、Xは、この処分はXの思想良心の自由を侵害するとして争ったのです。

【生徒】 最高裁はなんと?

【弁護士】 最高裁は、なかなか難しい理屈を用いて、権利侵害がないと判断しました。原文をそのまま載せると難しいので、私が要約したものを掲載します。
つまり、音楽の先生が、入学式で「君が代」の伴奏をするというのは、通常期待される行為である。また、客観的に見れば、音楽の先生が「君が代」を弾いても、「あの先生は君が代が好きなんだな」とは思われず、むしろ仕事の一環と思われるのが通常である。したがって、みんなに自分の思想に反するイメージを持たれていないから、思想良心の自由はない、としました。

【生徒】 でも意に反する行為を強制されているんですよね?それだったら権利侵害がありそうにも思えるのになあ。

【弁護士】 確かにそのとおりですね。その点については批判も多いところです。しかし、ここでは、判例評釈はせず、紹介をするにとどめておきますね。

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